なぜ社会福祉連携推進法人なのか

豊田市では、認知症高齢者の増加、知的・精神障がい者の増加から、成年後見制度の必要な方がたくさんいます。
しかし後見人の担い手が少ないということが課題となっています。
わたしたち社会福祉法人は福祉の専門家です。
豊田市の地域課題である成年後見の担い手不足を解消するために、その経験を生かすことができるのではないかと考えました。
しかし、一つの社会福祉法人では限界があります。
そこで「困りごとを社会からなくしたい」「ハンデのある人の権利や願いをかなえたい」という思いを持った4つの社会福祉法人がチームを組み“社会福祉連携推進法人となりの”を設立しました。
また、この法人には地元弁護士、司法書士、市役所OB、地元企業代表取締役、専門学校長、当事者関係者や豊田市役所、豊田市社会福祉協議会など様々な方々にご協力いただいています。
社会福祉連携推進法人が 成年後見を担うメリット |
1. 福祉の支援に長けた職員がいる為、本人の意思決定に寄り添う専門的な支援ができる。 2. 複数の法人が、生活面、金銭管理、意思確認等を分担することで適切な形で権利擁護支援ができる。 3. 若い方など長期の後見が必要な方にも、継続性のある後見業務を行うことができる。 4. 社員である社会福祉法人がもっと増えることで、より多くの後見業務を担うことができる。 |
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